アンチヒーロー考察とネタバレ第3話:元検事の明墨は過去の自分を赤峰に重ねている!?

アンチヒーロー第3話が放送され、赤峰の過去に起こった出来事も明らかとなりました。

そして、ドラマ後半では今回も罪ある人を無罪にしてしまうのか!?と思いきやまさかのどんでん返しな展開に視聴者も驚きの声が上がっていました！

第3話では、正義感あふれる赤峰に対して、明峰が持論を繰り広げていますが、もしかしたら自分の過去を重ねている!?との視聴者からの考察も上がっています。

アンチヒーロー第3話の考察3点と、ドラマのネタバレを紹介します。

アンチヒーロー考察第3話

アンチヒーローの第3話の考察ポイントを3点あげています。

第3話では、ドラマラストシーンで明墨は元検事だったという情報と、刑務所に留置中の緒方直人さんに何度も面会を希望している経緯を踏まえて、ドラマ視聴者からは以下のような声が上がっていました。

こういった声から、以下のドラマ3話の気になるポイントを3つ考察しました。

明墨が緒方直人を冤罪に!?

第1話の明墨の言葉に注目しました。

以下で明墨は『意図的に証拠がもみ消され』という言葉から、過去に明墨も緒方直人の裁判に関わり、無実を証明できなかった可能性が浮かびます。

（明墨）こんな事例があります。殺人犯として死刑が確定。10年以上も獄中生活を続けいまだ死刑執行の日を待つ。でもそれが本当は無実だとしたら？

家族を失い、暗くて寒い無機質の箱の中でただただ、死を待つだけの日々。意図的に証拠がもみ消されそれに関わった人物は今もなお深い悲しみを背負って生きています。

第3話で明墨は、元検事であったことが判明しています。

検事時代に明らかな犯罪者がいるにも関わらず、緒方の無実の証拠のもみ消しなどを受け、緒方さんは罪が確定。

緒方の家族共々不幸にさせてしまったのではという可能性も考えられます。

赤峰の行動は、かつての明墨？

【画像引用:アンチヒーロー公式HP】

赤峰の行動は、以前の明墨と類似しているかもしれないと考えられます。

なぜならば、赤峰が明峰の事務所に来た理由は、『富田正一郎の有罪の証拠をつかみ、再審に持ち込む』と第3話で明かされています。

赤峰の担当した事件で、松永の無実が証明されなかった経験というのは、明墨がかつて行った行動と同じなのではと思ったからです。

それ故に、赤峰に対して明墨は以下のような言葉を伝えています。

・裁判の結果は依頼人の人生を左右する。
・赤峰にはその覚悟と力が足りなかった。
・彼（松永）が犯罪者となった事実は消えない。
・特定の人物に執着し、個人の恨みから検察が書いたアナザーストーリーを信じ、客観的事実を見落として有罪にもっていことする。
・強い思い込みと中途半端な正義感が冤罪を生む。

明墨が赤峰に述べた言葉は、過去の行動によって生じた冤罪の反省や教訓を教えているのではとも推測されました。

明墨が弁護士になった理由と検察官緑川との関係性は？

【画像引用:アンチヒーロー公式X】

明墨が元検事であったことは明らかになっていますが、やはり冤罪関係で弁護士になったのではないかと思われます。

また、検察官緑川とは第3話で対決しましたが、緑川からは明らかに敵意が見られないように見えます。
（ただ冷静なだけかもしれませんが…）

元検察官ということは、緑川は同期だったか明墨のやり方を陰ながら理解している人なのかもしれません。

アンチヒーローネタバレ第3話

アンチヒーローネタバレ第3話のネタバレを紹介します。

品川の傷害事件₋第1回公判₋

【画像引用:アンチヒーロー公式HP】

政治家の子供である富田正一郎が、傷害事件を起こし裁判となったのでした。

傷害事件の内容
・3月8日
・品川区のクラブサウザンドの路地
・被害者:工藤弘和は23：45に退店
・突然背後から突き飛ばされ、暴行を受けた
・パーカーフードをかぶり、被告人の富田正一郎の顔を目視

品川の傷害事件₋第2回公判₋

明墨は、工藤弘和に質問をします。

（明墨）事件が起きた深夜は辺りが暗かったですが、顔がハッキリ見えていたと？

工藤は店のライトがあったためハッキリ見えたと答えます。その言葉に明墨は、事件当日の事件現場の状況を再現した動画を裁判長に提出するのでした。

しかし、事件当日の現場はライトがついておらず店のライトは故障していて点灯していなかったとクラブの店長から証言を得ていると主張します。そして、さらに質問をします…。

（明墨）犯人役の男は何色のパーカーを着ていましたか？

工藤は『黒に決まっている！』と答えますが、再現動画の人物は赤いパーカーを着ているのでした。

これに対して明墨は、人間の目は錯覚をし記憶というもとは偏見と思い込みによってつくられ、無実の犯人を作り上げてしまうことだってあり得るのだと主張します。

赤峰と松永の過去

【画像引用:アンチヒーロー公式HP】

赤峰は、明墨が第2回公判で主張したことに、納得がいかない様子でした。

（赤峰）先生はまた犯罪者を無実にするんですか？富田政司（正一郎の父）が金を使ってこちらに有益な証言をさせたんじゃないんですか？

明墨は、弁護士らしい仮説であると赤峰を褒めますが、その根拠は？と問うのでした。

赤峰は明墨の事務所に入る前に、被告人・富田正一郎の暴行事件を担当した経験が、以前にもあるからだと主張します。

その被告人が松永という男性であり、無実を主張していたにも関わらず事件で罪が確定したことから、赤峰が松永に声を掛けても無視されてしまいます。

しかし、赤峰は松永の無罪を信じていましたが、判決が覆されず後悔していたのでした…。

【画像引用:アンチヒーロー公式HP】

しかし、明墨は赤峰が担当した以前の事件に対して、主張した意見は仮説ではなく妄想であると断言するのでした。

（明峰）富田誠司（正一郎の父親）が金を渡していたという証拠は？証言の口裏合わせをしていたという証拠は？

根拠を持って証言できないかぎり、君のたわごとでしかないんだよ！

松永さんが有罪になったのは、弁護人だった君の責任だよ！
それをいくら君が後悔したところで、彼が犯罪者となった事実は消えることはないんだ！

ドライブレコーダーの時刻と第3回公判

赤峰は事件を調べていくうちに、ドライブレコーダーを搭載している車の会社に、事件当日のデータを見せてほしいと頼みに行きますが、会社の社長は既にそれを明墨に渡したと告げます。

それに対し、明峰が証拠を隠したと主張しますが、正一郎が23:45に車に乗り込む姿を証言通り映っているデータを赤峰に見せたのでした。

（明墨）検察側は自分たちに不都合な証拠は無視するからね。君は他の可能性を一瞬でも考えたか？

そして、『強い思い込みや中途半端な正義感が人の判断を狂わせ、冤罪を生むのだ』と赤峰に強く伝えるのでした。

【画像引用:アンチヒーロー公式HP】

一方で第3回公判が始まり、検察官の緑川が新たに入手した映像には、23:48に正一郎が木田の車に乗り込む姿が映しだされていたのです。

（緑川）先ほどあなたは45分に被告人を乗せたと断言されましたが、木田さんどういうことでしょう？

証言を偽装するように、被告人から頼まれたのではないですか？

さらに、緑川は新たな証拠として、パイプ製造会社から提供された映像を公開します。その映像には、富田誠司の秘書が社長にお金を渡している姿が映っていたのです。

（緑川）息子である被告人の虚偽の証言を成立させるため、富田誠司が秘書を使い証拠を隠蔽した事実に他なりません！

このことで、赤峰や紫ノ宮は、事前に明墨に見せられたドライブレコーダーの動画のデータが加工された嘘のものだったことに気づくのでした…。

明墨の言葉の誘導に富田誠司の罪が明らかに！

【画像引用:アンチヒーロー公式HP】

明墨は事前に、富田誠司と秘書と会合を開き、今回の裁判で気になる点があると伝えていました。

（明墨）実は…正一郎さんを乗せた木田さんの車が、工事現場の車体カメラに写っていたようでして、パイプ業者のトラックがそこに止まっていたようなんです。検察がその映像にたどりつくのも時間の問題かと…。

その情報を聞いた、富田誠司と秘書はパイプ業者に接触し、証拠を隠蔽しようとしていたのです。

さらに、明墨はパイプ業者に富田誠司と秘書が証拠隠蔽を試みる可能性を見越して、隠しカメラを仕込んでおいたようでした。

赤峰の敵討ち!?

【画像引用:アンチヒーロー公式HP】

事件を終えた赤峰は、なぜ明墨が嘘のデータを見せたのか理解できずに悩んでいます。しかし、弁護士チームはそれぞれ明墨に対する解釈を行うのでした。

• 明墨弁護士チームも松永の裁判の傍聴席にいたことから、明墨が今回の案件を赤峰の敵討ちと考えた可能性がある。
• 明墨が個人的な思いだけで真実を見誤るなと言いたかった可能性もある。

そして赤峰は、明墨のもとへ行き今回の事件について反省する言葉を述べるのでした…

（赤峰）決めつけて物事をみていたことは、弁護士としてあるまじき行為だったと思います。

先生のやり方を学び、松永さんを助けたいと…納得できないこともありますが、ここで見極めていこうと思います。

先生が何のために犯罪者を無罪にするのか。

まとめ

アンチヒーロー考察とネタバレ第3話:元検事の明墨は過去の自分を赤峰に重ねている!?まとめ