大奥(フジ)最終回感想とネタバレ:家治と倫子の結末は?これまでの全話放送まとめ!

フジテレビ放送の大奥が、最終回を迎えました!

前回の放送では、お品が大奥を追放され、家治が倒れてしまう展開となり最終回ではどのような結末になるかと期待が沸きます。

大奥最終回を迎えた視聴者からの感想が、続々と届き中でも「安田さんの演技が圧巻!」「安田さん別次元!」との声が上がっています。

またこれまで放送した、気になる大奥ドラマ放送のあらすじとネタバレを紹介します!

この記事をみるとわかるのこと

  • 大奥(フジテレビ)最終回の感想
  • 大奥(フジテレビ)あらすじとネタバレ
目次

大奥(フジ)最終回の感想

大奥最終回ドラマ放送後の感想、話題になったこととしては田沼意次役を演じきった、安田顕の圧巻の演技です!

(※感想がネタバレも含みます)

画像引用:大奥X

・見応えあるね、ヤスケン
・表情の演技がすごい、命かけてる
・田沼の演技すごい
・やすけん、やっぱりすげーーーーーー演技うま!!

引用元:ガールズチャンネル

するめのドラマ感想

田沼意次の演技をされた、安田顕さんの迫真の演技は目が離せませんでした。

家重の時代に裏切られ、悪行に染めてきたにも関わらず、家治は自分の力量を真に見て下さっていたことに気づいた田沼。それを、今度は家治を信じて家治のために動こうとした矢先、自身の悪行が己に帰ってきてしまう…。

ただ、悲しむだけでなく死ぬまで野心が見えるような演技でした。特に、自ら自害するシーンはリアルさも感じるほどです。ボロボロになって涙や鼻水もぐちょぐちょで。もうすごいとしか言えない演技でした!

大奥(フジ)最終回のあらすじとネタバレ

大奥(フジ)最終回のあらすじとネタバレを紹介します!

漫画でも大奥を見たいという方におススメサイト↓

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最終回あらすじ

五十宮倫子(小芝風花)は、松島の局(栗山千明)から徳川家治(亀梨和也)が倒れたことを聞かされます。

高熱に苦しむ家治の状態を見て、御匙が必死に診察をしますが…。

御匙(おさじ)とは:江戸時代将軍の医師

松平武元(橋本じゅん)から家治のことを聞いた松平定信(宮舘涼太)は、自分たちの出番がやってきたと喜び、手立てを考えついたと言います。

その頃、浅間山が噴火。火山灰が黒い雪のように降り注ぎ、お知保(森川葵)たちは驚きます。この状況を乗り越えるために家治は行動を起こし、自ら蟄居閉門を命じた田沼意次(安田顕)を呼び寄せるのでした…。

するめ

実際の歴史上の死因とは少し違うようですね・・・!

歴史での家治の死因が気になる方はコチラ☟
>>>【大奥】家治の死因は田沼意次の毒疑惑!?ドラマの黒幕は誰になるか予測!

家治死す!

家治は病状が思わしくない状況に、田沼意次を呼び寄せます。

(家治)わしの代わりに…政を任せたい。勘違いするな、わしは、断じてそなたを許さん!

しかし、この国のため、力を貸してくれ…

田沼意次は、驚きながらも家治の用命を心得たのでした。

(田沼)ご下命、しかと承りました。

そこから、田沼意次は家治の代わりに勢力的に政治を担うのでした。

一方で、家治の病床は悪化が加速していきます。医師に倫子を呼ぶようにと伝え倫子は家治とやっと会えるのでした。

(家治)どうやらわしは。この肉体を離れる時が来たらしい…。幾度も泣かせたな。

されど…。泣き顔さえ…いとおしい。

(倫子)上様…嫌でございます。もっとおそばに…。

(家治)わしには、まだやり残したことが…。子供たちを殺めた者をとらえること、国を豊かにせねばならぬ。

そなたと…もっと…生きたかった…。三つ葉の葵のように…。

(倫子)(上様が倒れ亡くなってしまう)上様。上様上様…!

するめ

家治は倫子とやり残したことが沢山あり、別れが惜しいですよね…
二人とも、離れ互い感情がとても伝わっていきました。

松平定信VS倫子

画像引用:大奥公式HP

松平定信は、家治の代わりに幕府の政を担っている田沼意次の地位を引きずり下ろし(※徳川御三家、御三卿の合議により、老中職を罷免)代わりに幕府の政を担っていきます。

(定信)幼いころ、私はあなたによってこの城を追われました。今日ここを去るのはあなたです。

そして、新しい世の中をつくると家臣たちを動かしていくのでした…。

するめ

なるほど!家治の死を利用して、徳川御三家の会議をちょうどよく施行して田沼を幕府から追放する作戦だったんですね!

しかし倫子は、松平定信を呼び寄せて、猿吉が亡くなる前にお品に送った手紙を突きつけます

(倫子)猿吉殿がお品に残していた文です。ここに、すべてはそなたの指示でしたことと書かれておりました。

(定信)猿吉?どこの馬の骨かもわからないような者の言うことなど、真に受ける必要はございません。

(倫子)もし、これが誠ならば、そなたには天罰が下りましょう!

するめ

猿吉の手紙ナイスすぎます!そして、倫子がブチ切れです!

大奥に火の手が…!

浅間山が噴火し、火山灰がふりかかる状態に江戸の町も心配する声が上がっていました。

浅間山の噴火の豆知識

実際の歴史上では、浅間山の噴火は江戸時代(天明3)に大規模な噴火が起きています。この噴火のちょうどふもとにあった鎌原村は噴火の大きな影響を受け村全体に死者が発生してしまうほどの被害でした。

噴火が原因で、江戸の太陽の日差しを遮ったとも言われ江戸の三大飢饉の一つとも言われる、天明の大飢饉の原因ともなったと言われているそうです。

「天保の飢饉」による死者は、餓死・疫病死とりまぜて全国で20~30万人に達したと推定されています。(中略)天明3年の浅間山の大噴火も、大気中に大量の微粒子を噴上げたことで冷害の原因の一つとなり、飢饉に拍車をかけたと言われています。

引用元:国立公文書館

しかし、浅間山との噴火とは関係なく、大奥の城に火事が発生したのです。

大奥は奥女中の皆が逃げ回りますが、倫子は家治の死と松平定信の悪事を知ったことで無気力となり、お知保の避難を指示する声にも耳を傾けません。

(倫子)もうよい…このままここで、上様と…。

そんなとき、ある人が倫子のもとを訪れるのでした…!

するめ

倫子も数々の不幸が重なって、もう嫌になっちゃいますよね…
大切な幼馴染に裏切られ、愛する家治も亡くなって…

だけど、やはり助けてくれるのはあの人!

お品の生存

画像引用:大奥公式HP

火事で硬くなに逃げない倫子のもとに、大奥から追放されたお品が現れます。そして、倫子に家治が生前に残した秘密を話すのでした。

(お品)全て…われらのためだったのです。そして、徳川のために上様は…。大きな嘘をつかれました。

貞次郎君は生きているのです。

((家治))貞次郎を連れて、この城を出てほしい。御三卿の一ツ橋家の子として育てるのだ。無用な争いがなくなるその時まで隠そうと思うのだ。いつか平穏を取り戻したその後には、貞次郎を皆で育ててほしい。

御台、お品、お知保…徳川家紋のような三つ葉の葵のように

(倫子)上様…。そういう意味でございましたか…。

倫子は生きる意味を持ち直し、燃える大奥から避難するのでした。

そして、倫子とお知保は再び、貞次郎と再会。家治が生前『豊千代』と名付けたことを知り、今後も豊千代を守っていこうと決意したのでした。

するめ

やはり家治様~!
あのネコちゃんの絵本をヒントに貞次郎の命を守ったのですね!

なるほど、徳川の御三家の養子に入れて、御台、お品、お知保を『徳川の家紋のような三つ葉の葵』で守ってほしいというメッセージを込めたのですね!

火事の原因と田沼意次の最後

画像引用:大奥公式HP

田沼意次は、松平定信に息子・意知を殺されて、家も取り壊しになり、幕府に追放されてしまいます。

田沼意次は、幕府に仕えてきたが、再び裏切られてしまったことで消沈…その目は再び狂気の目つきにみるみる変わっていくのでした

(田沼)やはり、この国の者たちは、なぁ~んにも見え取らん。ふ抜けだらけだ~!

するめ

田沼意次が少し不憫に思えましたが、今までの報いという結果なのですかね…。

そんな場面があったのち、大奥では火事が発生したのでした。

奥女中たちの避難を誘導する大奥取締役の松島は、ふらふらになって痩せこけた田沼意次の姿を目撃するのです。

後をついていった松島は、田沼意次に声を掛けます。

(松島)何故…。お役を解かれたのではなかったのですか?

(田沼)どうじゃ、燃え盛る江戸城は。綺麗だろう。そなたの酒とはうまかったのう。

(松島)もしや、そなたが?

(田沼)そなたと飲む酒だけは…うまかったのう。

その言葉を聞き、松島は田沼意次が大奥に火を放ったと確信するのでした。そして、田沼意次は大奥で燃えるの火の中に入りどこかへ向かっていくのでした…

田沼が行きついたのは、上様のいつも座っていた場所でした。

(田沼)それがしは、上様と交わした最後のお約束さえ守ることは相成りませんでした…

あなた様は天国に、それがしは、地獄に…。やはり、上様とそれがしは表裏一体…。

そして、自らの刀で自害するのでした…

するめ

裏切られ、信じてまた進み、そして裏切られ…

田沼の最後は、とっても辛い…

そして、安田顕さんの演技が今回も凄すぎる‼

倫子の懐妊

(倫子)私はどうすればいいのですか…

家治も亡くなり、幼馴染であった松平定信に田沼意次も追いやられ、政治が変わっていく中で倫子は今後どうすればいいのか悩んでいたのでした。

家治を思っていると、倫子はお腹に手を当て何かに気づくのでした。(胎動を感じた?)

そして、倫子のお腹には家治との子どもが授かっていることが分かったのです。

倫子は、家治といつか子供を授かった時は【『万寿姫』と名付けたい」】と話したことを思い出し、お腹に手を当て涙します。

するめ

歴史上では、先に倫子や子供たちが亡くなってしまいますが、ドラマでは家治が先に亡くなるという設定だったのですね!

家治が亡くなったあとに、妊娠が判明するのも少し悲しい気もしますが、倫子がずっと悲観することなく生きる意味をもてて、安心しました。

倫子や民が、家治の意志を受け継ぐ

松平定信の政治が世間でも影響が出ていることに対して、倫子は大奥の奥女中の前で宣言するのでした。

(倫子)変わりゆく日々にさぞかし不安でしょう。家治公はこの国を豊かにしたいとおっしゃっていました。そのため民の力を信じ、日本各地に学問所を作りました。

いずれその成果がきっと身を結ぶ時が来るでしょう。

ですからどうか、心を強くお持ちください。この先皆の事は大御台と相成った私がこの身をもって守ります。

するめ

このタイミングでお品は、倫子の付き人に再び戻ることとなりました!よかったです~

世間では、松平定信の行き過ぎた質素倹約に対して、現代でいうデモが発生し、田沼を擁護するビラが配られていました。

「白川の清きに魚もすみかねて、もとの濁りの田沼 恋しき」

そのビラを配り、松平定信の政権に対して声を上げている人々は、家治が作った学問所の生徒たちだったのです。

するめ

すごい!家治の学問所がこんなに有能な方たちが育っている!

家治の意志を継ぐもの達が、着々と育っていることに感激です!

松平定信の罷免と倫子のその後

行き過ぎた質素倹約で不景気にる城下では、松平定信の罷免を求める声が次第に大きくなっていました

倫子は松平定信の地位を下ろそうと作戦に出たのです。

(倫子)私どもから、そなたの罷免を求める意見書を、御三家御三卿のみなさまに提出し、本日お聞き届頂けることに相成りました。

大奥のおなごたちの声を侮らないで頂きたい!そなたには、この城から出て行ってもらいます

(定信)ハハハハハ!倫子殿から、引導を渡される日が来るとは…

定信は、倫子の首に刀を突きつけます。「世継ぎが自分に選ばれていたら違う未来になっていたのでしょうか。」と倫子に問いますが、倫子は強くやわらかな口調で答えるのでした。

(倫子)私の夫は、何があろうと家治公、お一人です。

松平定信は、刀を倫子の首から離し、ふらふらと部屋を出ていくのでした…。

するめ

倫子が強くなっている!ついに、家治の仇を取ったようですね。

ーやがて、時は過ぎー

家治公の養子として迎えられた豊千代君が11台将軍徳川家斉となり、倫子と家治の子供・万寿姫は家治が亡くなって15年後に婚儀の儀を迎えることとなったのでした。

倫子は、いつまでも家治のことを想うのでした…

するめ

ドラマでは、徳川家の血筋を絶やすことない結末となりましたが、実際の歴史上では子孫はすべて全滅という悲しいエピソードだったんですよね。

ドラマの方が、家治の思いを受け継ぐ人たちがいてハッピーエンドってことになるのかな?

大奥(フジ)全話の感想とネタバレ

大奥(フジ)のドラマ全話の感想とネタバレを振り返りをまとめています!

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倫子に対しいじめが酷いと話題になった2話
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するめ

ドラマ序盤は、倫子に対する嫌がらせが多い場面がありました。

特に女中のお知保は倫子を特に敵視していましたが、育ってきた背景も見られる第3話はお知保に対して見方が変わった回でしたね…

大奥4話~6話

安田顕さんの不気味で怪演な姿は必見!
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するめ

田沼意次演じる、安田顕さんの怪演すぎる演技の第4話は身震いしましたね!

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するめ

個人的には、宮館涼太さん演じる松平定信の凶悪な演技が大注目された第9話がおススメ

また、妖艶な歌舞伎役者役がセクシーな亀梨和也さんの姿が見られる第10話も必見です!

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まとめ

  • 大奥(フジ)最終回は、放送終了後の感想には、視聴者から安田顕の演技が注目され高評であった。
  • 大奥最終回ネタバレ
    ➀家治が亡くなる

    ②田沼意次が家治に変わって政治をするが、松平定信により失脚させられる。

    ③田沼意次が再び幕府に裏切られ、自暴自棄になり自害

    ④お品は生前家治に言われ、貞次郎を一ツ橋家の養子として育てるように言われて貞次郎の命を守るために隠していた。

    ⑤倫子は、松平定信の政治に対して江戸の人々から不満が高まったところで徳川の御三家御三卿に嘆願書を渡し、定信を失脚するように仕向けた。

    ⑥倫子は、家治の子供を妊娠しており万寿姫が15歳を迎え、婚儀の日を迎えるほど成長した。

    ⑦貞次郎は、生前家治から名付けて貰った『豊千代』に名前を変え、成長し第11代将軍・徳川家斉となった。
  • 筆者するめのおススメ回は、松平定信の二面性の演技見れる第9話。また、亀梨和也さんの歌舞伎役者姿がセクシーな第10話
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